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ジョブコーチ活動報告 その167:更新日29年10月2日

 この夏、西日本では厳しい猛暑が続きましたが、近頃では日一日と秋の深まりを感じる季節となりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 さて今回は、就職に向けて動き出しているAさんについて報告します。
 Aさんは特別支援学校を卒業後12年間食品製造工場で働いていました。今回、家庭の事情で退職をされ、これからの仕事の相談でお見えになりました。
 就労に向けアセスメントを含めた面談を4回行いました。初回面談はお母様と来所され、Aさんは尋ねたことに頷いたり首を振るのみでした。面談2回目以降はお一人で来所され徐々に声を聞けるようになりました。面談を重ねる中で、「早く仕事に就きたい。」という揺るがない思いと初期緊張が強く自己発信が苦手なことがわかりました。
 その後Aさんは当センターで実施しているスキルアップセミナーに参加されました。スキルアップセミナーは、これから就職を目指す方の就労準備性を高めるための当センターの事業の一つです。初対面の人の中で声を出すことが苦手なAさんですが一生懸命学ぼうとする姿勢が見られました。
 セミナー終了後の面談で、「早く就職したい。食品に関わる仕事をしたい。」という思いを教えてくれました。このため、スーパーでの体験実習の提案をするとすぐに希望されました。店舗で品出しをするため店内に出ることもあり、お客様への挨拶やお声掛けが必須であることを伝えると「頑張ります。」という返事が返ってきました。面接を経て、青果部門での2週間の実習が決まりました。
 実習初日に目標を聞くと、「大きな声で挨拶を頑張る。」という答えが返ってきました。事業所のご配慮で、慣れない作業も様子を見ながら教えていただき、それに応えるようにAさんも集中して説明や指示を聞き作業に取り組んでいました。
 はじめの頃は何か困ると「どうしよう。」という表情で支援者の方を振り返っていたAさんでしたが、実習が進むにつれて表情も和らぎ、報告や質問相談など自己発信ができるようになりました。
 体験実習の帰り道、Aさんは趣味の話をいきいきとした表情で話してくれました。Aさんは話すことは苦手ですが、話すのが嫌いなわけではないようです。
 自己発信が苦手なAさんですが、これからも就職そして長い職業人生で経験を重ね発信する力を高めていけるよう支援者の一人として関わっていきたいと思います。

 ジョブコーチ T

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